其の参
翌日、日光浴の時間に小さい仲間に会った。なかなか元気な様子である。
日光浴の際に、人間が我輩の棲み家とは違うもう一つの棲み家を洗っているのを見た。
人間は我輩と小さい仲間を別々の棲み家に分けたようだ。
我輩にとってはどうでも良いことだが、小さい仲間が前より元気になるのならそれも良いだろう。
ところで、我輩は『大きいの』とか『デカイの』とか『大亀さん』とか呼ばれているらしい。
小さい仲間は『チビさん』とか『小さいの』とか呼ばれている。
我輩の体長は3,8cmで、チビは2,7cmらしい。
飯は一日に3回。我輩は一回につき20粒が限度だ。
チビは一緒にいた頃は一回につき5粒くらいが限度だったみたいだが。
飯はこういうモノだ。一粒の大きさは2mmくらいらしい。
時々人間が手渡しで飯をくれる。
手渡しと言うか人間の指についた飯を我輩が直接食いつく訳だが、
これがなかなか難しい。
時々失敗して人間の指に噛み付いてしまう。
まぁ、人間はそれも喜んでいるみたいだから我輩は遠慮無くかぶりついているが。
人間とは、変わった生き物だ。
噛み付かれて嬉しいらしい。
其の四
戻る