其の壱
我輩は 亀である。 名前は まだ無い。
小さな黄色いケースの中で、沢山の仲間と一緒に育った。
ある日、見知らぬ人間が長いこと我輩達を眺めていた。
しばらくすると我輩は、我輩より小さな仲間一匹と一緒にケースから取り出された。
わけのわからぬまま暗いところに閉じ込められ、
気がつくと見知らぬ場所に連れてこられていた。
ここはどこだろう・・・。
今までのケースより小さい場所に入れられた。
しかし、仲間が大勢いたときよりも自由に動けるようだ。
下の写真は、我輩と小さな仲間である。
小さな仲間は我輩よりも弱く幼く、我輩のように話すことができないようだ。
なんだか、頭の上で見知らぬ人間がうるさかったが
しばらくすると静かになった。
とにかく何がなんだかわからない。
疲れて眠くなってしまった。
其の弐
戻る